この度、株式会社クラスコは、経済産業省による「はばたく中小企業・小規模事業者３００社」に選出されました。

■「はばたく中小企業・小規模事業者３００社」
働き方改革が企業にとって大きな課題となる中、中小企業には生産性の向上、国内外の新たな需要の獲得、女性・高齢者・外国人等の新たな働き手の確保など、時代に則した新しい取り組みが必要不可欠になっています。そこで中小企業庁（経済産業省外局）は、こうした課題を念頭に「生産性向上」、「需要獲得」、「担い手確保」の３つの分野を軸に、ITサービス導入や経営資源の有効活用等による生産性向上、積極的な海外展開やインバウンド需要の取込み、多様な人材活用や円滑な事業承継など、様々な分野で活躍している中小企業・小規模事業者を「はばたく中小企業・小規模事業者300社」として選出しました。クラスコは「担い手確保」の分野で、ITツールの活用による残業時間削減、休日増加、仕事の工夫を共有し称賛し合う社内イベントの開催、eラーニングシステムの活用など、働きやすい職場づくりのための取り組みが評価され、選定されました。
＜経済産業省サイト＞https://www.meti.go.jp/press/2019/06/20190604001/20190604001.html）

■クラスコの取り組み「ITツールで生産性が2.2倍&やりがいが得られる職場づくり」について

①組織構成の見直しとデジタルトランスフォーメーションの推進
2013年に社名変更、2014年に現社長に事業継承を行なって以来、業務の仕組みを見直し、働き方改革に取り組んでいます。組織構成の見直しや、不動産業界に特化したITツール（crasco Retech）の自社開発を進めることで、単純作業を減らし業務効率化を図っています。これにより全体の残業時間を46%削減、さらに年間休日も26日増加させ、正社員はより創造性の高い仕事に集中することができ、従業員一人当たりの労働生産性も3年間で2.2倍にUPしました。

②社員が成長を実感・やりがいを得られる職場づくり
社員のモチベーションアップと、「個人の知恵を組織の知に」してより強固な組織をつくるため、年間で最も優れた仕事の取り組みを発表・表彰するイベント「クラデミーアワード」を2015年より毎年開催しています。称賛がモチベーションアップにつながるほか、業務改善のアイデアが全社員に共有されることで、会社全体の能力の底上げを実現しています。また、アイデアを全社員で共有できるイベント「クラスコンペ」も開催しており、イベントから発信されたアイデアが実際に全国サービスとなった事例もあります。

③属人的なノウハウを見える化し組織の成長を実現
経験者のノウハウをWEBマニュアルやアプリに落とし込み、eラーニング化することで、「誰でも学べる・できる」仕組みを構築し、パート社員でも働きやすく成長できる業務環境を整えています。eラーニングでは、システム内で自動採点されるテストの実施により、学習定着率が従来の4倍に向上。また、4半期に一度、目標を達成した社員全員で祝賀会を開催し、やりがい向上のほか、部署間を超えたコミュニケーションが活性化するなど、働きやすい環境作りに取り組んでいます。

＜「はばたく中小企業・小規模事業者３００社」２０１９事例集＞
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/monozukuri300sha/zenbun/2019habataku.pdf

今後もクラスコでは、お客様と、職員全員の「楽しい暮らし」が実現できるよう、さらなるサービス向上と職場環境の改善に努めてまいります。