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不動産コンサル【日本におけるファイナンス教育】

本日の日経新聞にも脱デフレ半歩前進との一面記事が掲載されていました。これはどういうことか考えたことありますか?

日本における教育プログラムではファイナンスは学びません。アメリカではハイスクールでお金の授業でファイナンスを学びます。そのことが影響し個人資産の14%しか貯金しないのに対し、日本では個人資産の約50%を貯金します。

この差はお金の価値がどう変わっていくかをわかっていないからなのだと思います。お金の価値が時間により変化していること実感されていますか?例えば昔はジュース一本100円でしたよね、今では130円と30%値上がりしています。言い換えればお金の価値が下がっているということです。今こそ、意識したいのはインフレ・リスクです。インフレはお金の価値が下がり、物価が上昇することです。今までがデフレだった日本では、物価上昇をあまり気にしてきませんでした。しかし。日本の歴史はインフレの歴史です。ましてやアベノミクスでは、毎年2%の物価上昇を政策の目標としているのです。たとえば今後2%のインフレが続くと仮定します。現在の100万円は10年後には121.8万円になっていないと実質目減りします。つまり最低でも10年後に121.8万円以上になるような投資をしていく必要があるということです。

貯金率からも分かるようにアメリカでは投資して運用しないと、このようにお金の価値は目減りするということを知っていますので、日本と比べて貯蓄率は低い率となっているのです。

人生において大切なものをあげるならば、健康、財産、時間、友人、など大多数の方が財産をあげるのではないでしょうか。お金があれば幸せになれるということはありませんが、あるにこしたことはありません。お金のことを学んでおかないと、資産に対して正しい判断ができません。「不動産投資は、一番リスクが低い」というのが世界の常識です。ただ、日本においては、お金の勉強や、不動産の本当の意味でのスペシャリストが少ないこともあり、不動産投資で失敗する人もいらっしゃいます。しっかりと知識を持って、不動産投資を行えば、失敗する確率は極めて少なくなります。お金の知識や、不動産投資の基礎的な知識をつけることが必要になります。ファイナンス的にどうなのか?ファイナンス的視点で不動産投資、資本改善(コスト投下)を考えることが大事です。

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