お陰様で60周年を迎えることが出来ました。
2023年12月8日は、クラスコ創業60周年の記念日です。
この節目を迎えることが創業60周年、感謝を胸に新たな未来へ。
「DO IDEA」の精神で地域社会に貢献し続ける
2023年12月8日。それは、私たちクラスコにとって、決して忘れることのできない特別な日です。創業60周年という、歴史の重みを感じる大きな節目を迎えました。この記念すべき日を迎えることができたのは、これまでクラスコを支え、共に歩んでくださった全ての皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。
クラスコの歴史は、1963年、私の祖父である小村利雄が39歳という若さで金沢の地に小さな事務所を構えたことから始まりました。当時はまだ不動産業というものが確立されていない時代。祖父は、時代の変化を敏感に捉え、地域社会のニーズに応えるべく、懸命に事業を切り拓いていきました。
1982年には、二代目として私の父、小村利幸が35歳でバトンを受け継ぎました。父の時代には、賃貸管理戸数の拡大とともに、プロパンガス、マンスリーマンション、コインパーキング、コインランドリーなど、事業の多角化が進みました。地域のお客様の暮らしを支えるという祖父の想いを引き継ぎ、事業領域を広げながら、クラスコは着実に成長を遂げました。
そして2014年、社名変更を経て、私が三代目社長として39歳でその重責を担うことになりました。しかし、私が社長に就任した当時、クラスコは大きな危機に直面していました。約3年で8割ものスタッフが退職するという状況の中、私は経営改善に奔走しました。空室率の改善、家賃アップ、生産性の向上。不動産テックやデザインといった新しい力を活用することで、売上は2.7倍、利益は6倍という目覚ましい成長を遂げることができました。
この劇的な変化を成し遂げることができたのは、決して私一人の力ではありません。困難な状況にも関わらず、会社に残って共に戦ってくれた社員一人ひとりの努力、そして、新しい挑戦を信じ、支えてくださったオーナー様、関係者の皆様のご支援があってこそです。改めて、心からの感謝を申し上げます。
クラスコのDNA、「DO IDEA」
私たちクラスコのミッションは「DO IDEA」です。それは、日々の業務や社会の中で課題を発見し、その解決策となる新しいアイデアを生み出し、実行に移すこと。この「DO IDEA」の精神こそ、創業以来、脈々と受け継がれてきたクラスコのDNAであり、私たちの成長の原動力です。
このミッションに基づき、私たちは「世界中に楽しい人を増やす」という壮大なビジョンの実現を目指しています。不動産を通じて、地域のお客様の暮らしを豊かにし、笑顔を増やしていく。それが、私たちクラスコの変わらぬ願いです。
私たちは、常に新しいことに挑戦し、より良い社会を創造することを目指しています。不動産テックの進化、働き方の変化、そして、持続可能な社会の実現。時代の変化に対応しながら、常に新しいアイデアを生み出し、実行していくことで、地域社会に貢献できる企業であり続けたいと考えています。
未来へ向かって
創業60周年を迎えましたが、これは決してゴールではありません。むしろ、新たなスタート地点に立ったという思いです。祖父が創業し、父が発展させ、そして私が受け継いだクラスコを、次の世代へと繋いでいく。それが、私の使命だと感じています。
これからも、社員一丸となって、地域社会に貢献する企業であり続けるよう努力してまいります。今後とも、クラスコをどうぞよろしくお願いいたします。
60年の歴史の中で培ってきた信頼と実績を礎に、私たちはこれからも「DO IDEA」の精神を胸に、新たな未来を切り拓いていきます。変化を恐れず、常に挑戦し続ける。それが、私たちクラスコの変わらぬ姿勢です。
そして、何よりも、これまで支えてくださった全ての皆様への感謝の気持ちを忘れずに、これからも地域社会と共に歩んでまいります。今後とも、温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。