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清水秀晴のブログ

ストック型社会の住まいのあり方

ストック型社会の住まいのあり方

物を長く大切に使う、資源を無駄に使わない、リユース、リサイクル、ユーズドと循環型の地球にやさしい、持続可能な社会。

それが“ストック型社会”です。

住宅も欧米と比較して、日本はとても短命でスクラップアンドビルド。

建物の品質や耐久性というよりも、新築神話の日本の住宅事情がまだまだ問題だと思います。

弊社でも数年前から「不動産再生」、賃貸の空室をリノベーションで再生する【リノッタプロジェクト】を立上げ、現在日本中に広まっています。

まだ十分に使える住宅を、短い年月で使い捨てにしてしまうのは、環境にも経済的にも無駄。

現に日本人が住宅にかけるコストは欧米諸国と比べてとても多く、

簡単に言うと、日本では親が建てた家をつぶして、息子がまた同じだけの投資をして住宅を建てる。

欧米では、おじいさんの建てた家を、お父さん「リペア」し、息子へ受け継ぎ「リノベーション」していく。

日本の住宅ストックの7.5戸に1戸は現在「空き家」です。
この空家を如何に活用していくか、これが今後の日本の課題となっています。

人それぞれ価値観は違いますが、それを新築ではなく、「ちょっといいな」と思える家を探し、それに自分で手を加える、そして大切に使って、また次世代へと受け継いでいく、そんな循環型の住環境を目指したいです。

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