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清水秀晴のブログ

事なかれ主義ではリーダーは務まらない。

事なかれ主義ではリーダーは務まらない。

ハウス が提唱した、リーダーシップ理論のひとつ、パスゴール理論。

リーダーシップの本質は「部下が目標(ゴール)を達成するために、リーダーはどのような道筋(パス)を通れば良いのかを示すことである」という考えに基づいている。

つまり、「メンバーの目標達成を助けることはリーダーの職務であり、目標達成に必要な方向性や支援を与えることはメンバーや組織の全体的な目標にかなう」ということになる。

つまりリーダーの役割とは目標への経路をスムーズにしてあげることである。

ハウスは、そんなリーダーシップ・スタイルを次の4つに分類している。

指示型リーダーシップ
課題志向が高く、メンバーに何を期待しているかをはっきり指示し、仕事のスケジュールを設定、仕事の達成方法を具体的に指示する。

支援型リーダーシップ
相互信頼をベースに、メンバーのアイディアを尊重、感情に配慮してニーズに気遣いを示す。

参加型リーダーシップ
決定を下す前にメンバーに相談し、彼らの提案を活用する。

達成志向型リーダーシップ
困難な目標を設定し、メンバーに全力を尽くすよう求める。

 

このような、リーダーシップをとる上司とは真逆の位置に「事なかれ主義の上司」がいる。

事なかれ主義とは、問題ごとがなく、過ぎてほしいという主義。

他人との争いごとやもめごとを極力避け、まあまあといって問題を直視せず嵐が通りすぎるのを待ち、平穏無事に過ごすことを第一に考える姿勢のこと。

言い方を変えると、自分の事しか考えていない、嫌なことはしたくない、そんな事では部下とも、お客様とも信頼関係を築くことなどできません。

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