指示待ちから、自走へ── その“兆し”が見えた研修
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指示待ちから、自走へ──クラスコが育てる「自分で考え動く人材」
こんにちは、クラスコグループの清水です。
新入社員研修が終わり、現場での挑戦が始まってから早くも5ヶ月。
気がつけば、あの初々しい姿だった新入社員たちが、今ではお客様対応の最前線で動き、少しずつ結果も出てきています。
なぜクラスコでは、指示待ち社員が育たないのか?
4月末に投稿した前回のブログでは、クラスコが新入社員にどのような研修を行っているのか、その全体像と設計思想についてご紹介しました。
その続編として、今回は育成スタイルや文化づくりのプロセス、そして新入社員の“変化の兆し”をご紹介します。
指示待ちから、自走へ──その“兆し”が見えた研修
新入社員が最初から「自分で考えて動ける」わけではありません。最初は皆、どう動けばよいのかもわからず、当然指示を待ちます。
でも──
“自分で考え、動こうとする姿”を何度も見ました。
その片鱗が見えただけでも、育成に関わる者として、これ以上に嬉しいことはありません。
自走の芽を育てる、クラスコ独自の研修スタイル
クラスコの研修は、ただ知識を教えるだけのものではありません。
次の4つのステップを通じて、考える力と吸収力の両方を育てます:
- 自分で考える
- 考えをアウトプットする
- テーマについて議論する
- 人の意見を聞き、チームでまとめる
ここで特に大切なのが「素直さ」。
人の意見や新しいことを受け入れ、自分の力に変える柔軟性こそ、成長の源泉です。
クラスコの人材育成ビジョン
クラスコでは、ビジョンとして「GO FUN(FANを増やす)」を掲げています。
その実現のために、私たちは「DO IDEA(課題発見×アイデア実行)」をミッションとし、挑戦を重ねています。
その挑戦を体現する人物像が、クラスコのChallenge Statement:
「BE A TATSUJIN(プロフェッショナルとして進化し続ける)」
TATSUJIN START(新入社員研修)
―社会人としての“土台”を築く、1ヶ月間の集中プログラム
- 「期待を超えるとは何か?」を徹底的に学ぶ
- 信頼を築く、身だしなみ・姿勢・言葉づかい
- なぜクラスコはこの事業をするのか?を理解する
- グループワークで課題発見&アイデア創出
- チームワークと対話の習慣を体得する
この研修では、“スタンス・姿勢・行動”といった、働く上での根幹を身体で学び取ります。
TATSUJIN GROWTH(3年間のフォローアップ研修)
―配属後も成長を支える、実践型の育成カリキュラム
1年目:毎月1回
2年目:2ヶ月に1回
3年目:四半期に1回
現場と育成が一体となり、内省・1on1・振り返りを通して、プロフェッショナルの“核”を育てます。
自立した人材になるということ
自分で考え、行動できること。
そして、人と関わり、チームで成果を出せること。
この両輪が揃ってこそ、プロフェッショナルの第一歩だと感じます。
可視化された育成全体像
ビジョン → 仕組み → 可視化 → 組織運用 → 内省
このサイクルで、クラスコは人を育てています。
最後に──文化は、続けることから始まる
正直、まだまだ私たちも試行錯誤の途中です。
でも「できていないことも共有する」「変わり続ける文化をつくる」──その積み重ねこそが、文化を育てる唯一の道だと信じています。
今後も、“人の成長”に全力を注ぎ続けます。





























