120年ぶりの改正。
法務省が2015年の国会へ提出する予定で進めている「民法改正(債権分野)」の原案がほぼ固まったとの事です。
今回の民法(債権分野)の改正は、明治29年の制定から、大きな改正は、なんと120年ぶりとなります。
大きな改正点は、「法定利率の引き下げや変動制の導入」
電子契約が増加したことなどを背景とした、「「約款」による取引であることを相手に表示することの義務化」
消費者保護の観点から「企業が約款を自由に変更できないように規制」をかけるなど、消費者保護を目的としたもの
や、「1~3年の短期間の時効を廃止し、5年に統一する」等、分かりやすく整備するものなど、120年の歳月の中で
時代と合わなくなったものを『経済に関連する法整備の集大成』と位置付けて、法務省が、会社法や商法の改正に
続き、力を入れている重要な法改正になります。
賃貸経営や不動産の事業にも必ず影響がある、重要な法案ですので、今後の動向をしっかり見極め、必要な対応
を適宜おこなって行きたいと思います。
また、このブログでも触れていきたいと思います。
今日は台風の影響か、蒸し暑くて変な雲ゆきです。
進路は石川県から少し外れましたが、いよいよ鹿児島に上陸。
勢力の大きな台風で全国的にもいろいろ被害もでていますので、今後も警戒したいと思います。