マネージャーに送る言葉13
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リクルートの創業者 江副浩正氏が晩年に遺したマネジメント論。
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第13章
与えられた時間は、誰にとっても同じだ。
人が大きな成果をあげるか否かは、その人がいかに時間を有効に使うかにかかっている。
経営者は、効果的な時間の遣い方を知っていなければならない。
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能力の有る、無しにかかわらず、全ての人に与えられる時間は平等です。
能力があるからといって、24時間が36時間になる訳ではありません。
私はいつも要らない時間を持て余している人がいればその時間を分けて欲しいと思って
いますが、これが現実になることはありません。
しかし、その時間の使い方によって、成果や成長が大きく変わってきます。
如何に時間を効果的に且つ、有効に使うかがとても重要になってきます。
限られた時間の中で、何を選択するかも大切ですが、何をやらないかもとても重要。
全ての事を出来る訳ではありません。
だからこそ、選択と集中が大切です。
そして、仕事のやり方もとても重要。
よく見かけるのが、重要な仕事を後に回し、とりあえず簡単ですぐ出来る仕事を始める姿。
でも結局、時間が無くなったり、思考力が低下して、なかなか思いつかなくなったりで、翌日に繰り越し…
考えてみてください。
脳は、朝が一番リフレッシュされていて、頭がさえ、思考力が高く
夜は、脳に一日働いた疲れがたまって頭が回らない。
そう考えると、どちらがより、クオリティーが高く、より効率的か分かると思います。
「重要で頭を使う仕事」は早めに行い、疲れがたまってくる夜は「単純な仕事」をおこなう等。
そうやって、仕事の仕方を「ちょっと考える」ことで、今まで以上に時間を効果的に使うことができるようになります。
私がいつも気を付けているのは、細切れの時間の使い方、自分ではこれがけっこう効果大です。