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新入社員よ、成長のエンジンを回せ!クラスコ代表が語る「信頼」から始まるキャリアの築き方

新社員研修 クラスコ

新入社員よ、成長のエンジンを回せ!クラスコ代表が語る「信頼」から始まるキャリアの築き方

 

新しいスタートを切った皆さん、クラスコの小村典弘です。社会人としての第一歩、期待とともに、少なからず不安も抱えていることだろう。これからの長いキャリアで、どのようにすれば確かな成長を遂げ、自らの価値を高め、そして仕事を通じて充実感を得られるのか。その答えは、実は非常にシンプルだ。それは、「信頼」を築くこと。これに尽きる。

私自身、今日まで会社を経営し、多くの社員と共に不動産業界の変革に挑む中で、この「信頼」という土台がいかに重要であるかを痛感してきた。信頼は、個人の成長はもちろん、チームの力、ひいては会社の未来をも左右する。そして、この信頼こそが、キャリアを劇的に好転させる「好循環」を生み出す起点となるのだ。

今日は、新入社員の皆さんに向けて、そして未来のリーダーを目指すすべてのビジネスパーソン、さらには組織を預かる経営者の皆さんに向けて、なぜ信頼がこれほどまでに重要なのか、そして信頼がもたらす「好循環」のメカニズムとは何か、私自身の経験やクラスコのフィロソフィーである「DO IDEA」の精神を交えながら、詳しくお話ししたい。

1. はじめに:なぜ今、「信頼」がキャリアの基盤となるのか?

現代は、VUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)と呼ばれる、変化が激しく予測困難な時代だ。このような時代において、企業が持続的に成長し、競争優位性を保つためには、変化に柔軟に対応できる「個」の力がこれまで以上に重要になっている。年功序列や終身雇用といった従来のシステムが揺らぎ、個々人が自律的にキャリアを築き、価値を発揮することが求められるようになった。

特に、私たち不動産業界も、テクノロジーの進化、ライフスタイルの多様化、少子高齢化といった大きな波に直面している。従来のビジネスモデルだけでは立ち行かなくなり、新しい価値創造が急務だ。こうした変革期においては、指示待ちではなく、自ら考え、行動し、周囲を巻き込んでいける人材が不可欠となる。

さらに、コロナ禍を経てリモートワークが普及したことで、働き方やコミュニケーションのあり方も大きく変化した。対面でのコミュニケーションが減る中で、相手の意図を正確に汲み取り、円滑に業務を進めるためには、より強固な「信頼関係」が欠かせない。姿が見えない相手であっても、「この人なら大丈夫」「きっとやり遂げてくれる」と思える関係性が、チームの生産性や創造性を大きく左右するのだ。

私たちクラスコでは、人材育成の根幹にこの「信頼」を置いている。スキルや知識はもちろん重要だが、それらは信頼という土台があってこそ活かされる。信頼なくして、大きな仕事は任せられない。信頼なくして、チームは成り立たない。だからこそ、新入社員の皆さんには、まず何よりも「信頼される人間になること」を目指してほしい。それが、輝かしいキャリアを築くための、最も確実で、最も重要な第一歩なのだ。

2. 「信頼される」とは何か?新入社員が最初に築くべき土台

では、具体的に「信頼される」とはどういうことか?新入社員の皆さんが、これから日々の業務の中で意識すべきことを、いくつか挙げてみよう。

期待を超える仕事をする:

まず基本となるのは、与えられた仕事に対して、期待されている水準、あるいはそれ以上の成果を出すことだ。「言われたことだけをやる」のではなく、「どうすればもっと良くなるか?」「相手は何を求めているのか?」を常に考え、+αの価値を提供しようとする姿勢が重要だ。例えば、資料作成を頼まれたら、見やすさや分かりやすさを工夫する。データ入力を頼まれたら、入力ミスがないかダブルチェックを徹底する。こうした小さな工夫や配慮の積み重ねが、「この人に任せれば安心だ」という評価に繋がる。

約束を守る:

これは社会人としての基本中の基本だが、極めて重要だ。納期を守る、時間を守る、決めたことを実行する。当たり前のことだと思うかもしれないが、これを徹底できる人は意外と少ない。特に、報告・連絡・相談(報連相)は、信頼関係の生命線だ。進捗状況をこまめに報告する、問題が発生しそうな場合は早めに相談する、関係者への連絡を怠らない。こうした丁寧なコミュニケーションが、相手に安心感を与え、信頼を育む。

誠実さ:

仕事において、ミスや失敗は誰にでもある。重要なのは、それを隠したり、ごまかしたりしないことだ。ミスをしたら、正直に、そして迅速に報告する勇気を持つこと。そして、同じ過ちを繰り返さないように、原因を分析し、対策を講じること。誠実な対応は、一時的には気まずい思いをするかもしれないが、長期的には必ず信頼に繋がる。「この人は正直だ」「責任感がある」という評価は、何物にも代えがたい財産となる。

主体性:

指示されたことを的確にこなすことも大切だが、それだけでは「信頼される」レベルには到達しにくい。自ら課題を見つけ、考え、提案し、行動する主体性が求められる。「自分にできることはないか?」「もっと効率的にできる方法はないか?」と常にアンテナを張り、積極的に仕事に関わっていく姿勢が、周囲からの信頼と期待を集める。最初は小さなことからでいい。「気づいたことを発言してみる」「手伝えることがあれば声をかける」といった一歩が、大きな成長に繋がる。

私自身、若い頃はとにかくがむしゃらに働いた。失敗も数多く経験したが、その度に誠実に向き合い、諦めずに挑戦し続けることで、少しずつ周囲からの信頼を得ることができたと記憶している。クラスコの社員たちを見ても、活躍しているメンバーは皆、これらの要素を高いレベルで実践している。特別な才能がなくとも、日々の地道な努力と誠実な姿勢こそが、信頼という強固な土台を築き上げるのだ。

3. 好循環のメカニズム:「信頼」がキャリアを加速させる理由

さて、ここからが本題だ。なぜ「信頼」がキャリアを加速させるのか?それは、信頼が起点となって、次のような「好循環」を生み出すからだ。

信頼される → より良い仕事を任せてもらえる → 成果が出る → 仕事が楽しくなる → (さらに)信頼される…

このポジティブなループが回り始めると、個人の成長スピードは飛躍的に向上し、仕事のやりがいも増していく。各ステップを詳しく見ていこう。

ステップ1:信頼される → より良い仕事を任せてもらえる

上司や先輩から「この人になら任せられる」と信頼されるようになると、自然とより責任のある、難易度の高い仕事を任せてもらえる機会が増える。単なる作業ではなく、自分で考え、判断し、進めていくような、裁量権の大きな仕事だ。これは、成長のための絶好のチャンスと言える。また、周囲も「彼/彼女ならきっとやり遂げてくれるだろう」と期待し、必要なサポートやアドバイスを惜しまなくなる。

ステップ2:より良い仕事を任せてもらえる → 成果が出る

挑戦的な仕事に取り組むことで、必然的に新しいスキルや知識が身につき、能力が向上していく。困難な課題を乗り越える経験は、問題解決能力や思考力を鍛える。また、周囲の期待とサポートを受けながら仕事を進めることで、一人では成し遂げられなかったような大きな成果を生み出すことができるようになる。成功体験は、さらなる自信へと繋がる。

ステップ3:成果が出る → 仕事が楽しくなる

目標を達成し、成果を出すことができれば、大きな達成感と自己肯定感を得られる。自分の仕事が誰かの役に立っている、会社に貢献できているという実感は、仕事へのモチベーションを劇的に高める。「仕事が面白い!」「もっと頑張りたい!」というポジティブな感情が湧き上がってくるだろう。周囲からの賞賛や評価も、この「楽しさ」を後押しする。

ステップ4:仕事が楽しくなる → (さらに)信頼される

仕事を楽しんでいる人は、表情が明るく、前向きなエネルギーに満ちている。そのような人は、自然と周囲を惹きつけ、良い影響を与える。また、仕事へのエンゲージメントが高まることで、より主体的に、より責任感を持って業務に取り組むようになる。「この人は意欲的に仕事をしてくれる」「安心して任せられる」という評価が高まり、さらなる信頼を獲得することに繋がるのだ。

そして、この高まった信頼が、また次の「より良い仕事」に繋がり、ループはさらに強化されながら回り続ける。これが、「信頼」から始まる成長の好循環のメカニズムだ。新入社員の皆さんには、まず最初の「信頼される」というステップをしっかりと踏み出し、このポジティブな成長エンジンを力強く回し始めてほしい。

 

 

 

4. DO IDEA:クラスコ流「好循環」を加速させる思考法

私たちクラスコでは、この「好循環」をさらに加速させるための独自のフィロソフィーとして「DO IDEA」を掲げている。これは単なるスローガンではなく、私たちの企業文化、働き方の根幹をなす考え方だ。

「やってみる」精神:

DO IDEAの核心は、「まず、やってみる」という挑戦する姿勢だ。完璧な計画を待つのではなく、良いアイデアがあれば、失敗を恐れずにまずは行動に移す。もちろん、無謀な挑戦を推奨しているわけではない。しかし、変化の激しい時代においては、行動しながら考え、軌道修正していくスピード感が不可欠だ。この「やってみる」精神が、新しい価値創造の源泉となる。新入社員の皆さんも、最初は失敗して当たり前。大切なのは、挑戦から学び、次に繋げることだ。

現状維持は後退:

私たちは、「現状維持は後退である」と考えている。常に「もっと良くするにはどうすればいいか?」と問い続け、改善と革新を追求する。不動産業界は、まだまだ旧態依然とした慣習が多く残る分野だ。だからこそ、私たちはテクノロジーや新しいアイデアを積極的に取り入れ、業界の常識を変えていくことに情熱を燃やしている。この「より良く」を追求する姿勢が、個人の成長を促し、好循環を力強くドライブする。

アイデアを形にする:

アイデアは、頭の中にあるだけでは価値を生まない。アイデアを具体的な形にし、実行に移してこそ意味がある。クラスコでは、役職や年次に関係なく、良いアイデアは積極的に採用し、実現に向けてサポートする文化がある。「crasco ReNew(クラスコリニュー)」のようなリノベーションブランドや、不動産テックサービス「TATSUJIN(タツジン)」シリーズも、社員たちの「DO IDEA」から生まれたものだ。自分のアイデアが形になる経験は、仕事の大きなやりがいとなり、さらなる挑戦意欲をかき立てる。

顧客価値の最大化:

私たちのすべての事業活動は、「顧客価値の最大化」という目的に繋がっている。オーナー様の資産価値向上、入居者様の快適な暮らしの実現。そのために何ができるかを徹底的に考え抜き、行動する。顧客からの「ありがとう」という言葉や、満足度の高い評価こそが、私たちの仕事の成果であり、信頼の証だ。顧客への価値提供を通じて得られる信頼は、何よりも強固で、好循環の強力な推進力となる。

「DO IDEA」の精神は、信頼の好循環と密接に結びついている。挑戦する姿勢は新たな仕事の機会を生み、改善を追求する姿勢は成果の質を高める。アイデアを形にする経験は仕事の楽しさを増幅させ、顧客価値への貢献は揺るぎない信頼を築く。このクラスコ流の思考法を実践することで、皆さんのキャリアの好循環は、よりダイナミックに加速していくだろう。

5. テクノロジー活用と「信頼」:AI・DX時代の働き方

 

 

現代のビジネスにおいて、テクノロジーの活用は避けて通れない。

特に不動産業界は、デジタルトランスフォーメーション(DX)によって、大きく変革の只中にある。

 

クラスコでも、積極的にテクノロジーを導入し、業務効率化や新たな価値創造に取り組んできた。

そして今、私たちはさらに一歩先を見据えている。

これからの時代、最も重要なテクノロジーは「AI」である。

 

AIは、単なるツールではない。

AIエージェントを使いこなし、日々の業務に統合していく力こそが、これからのビジネスパーソンに求められる必須スキルとなる。

 

いかにAIを理解し、味方につけ、業務を加速させ、

新たな価値創造に繋げていけるか。

この「AIリテラシー」と「AI活用力」が、これからの働き方における最大の分岐点になるだろう。

 

そして、テクノロジー活用は、単なる効率化だけでなく、「信頼」の構築にも直結している。

 


 

 

■ コミュニケーションツール:

 

 

チャットツールやWeb会議システムを活用することで、迅速かつ透明性の高い情報共有が可能になる。

こまめな連絡や状況報告は、リモート環境下でも「見えない不安」を解消し、信頼関係を育む鍵となる。

 


 

 

■ タスク管理ツール:

 

 

プロジェクト管理・タスク管理ツールにより、

「誰が、何を、いつまでに」行うかを可視化できる。

進捗状況をオープンにし、責任と行動を明確化することで、信頼を積み上げることができる。

クラスコでは、自社開発の「TATSUJIN」シリーズなども活用し、業務の見える化を推進している。

 


 

 

■ データ分析:

 

 

勘や経験に頼るだけではなく、データに基づく客観的な意思決定が不可欠な時代だ。

市場データ、入居者動向、物件収益性などをデータで分析し、

根拠ある提案と施策を打ち出していく。

データに裏付けされたコミュニケーションは、説得力を持ち、信頼に繋がる。

 


 

 

■ オンラインでの信頼構築:

 

 

非対面コミュニケーションが当たり前になる中、

Web会議ではカメラをオンにして表情を見せる、

チャットでは誠実な言葉を選ぶ、

レスポンスの速さで誠意を示す──

こうした「オンラインならではの信頼づくり」が欠かせない。

 


 

 

■ AIエージェント活用:

 

 

そして、これからの働き方で最も重要なのは、AIとの共存・共創である。

 

AIエージェントは、単に業務を代行するだけではない。

情報整理、提案作成、プロジェクト推進、マーケット分析、クリエイティブ支援──

あらゆる領域で、人間の思考と行動を拡張してくれる存在だ。

 

AIを単なる「便利な道具」と見るのではなく、

自らの意思決定と行動を加速させるパートナーとして使いこなすこと。

これが、これからのビジネスにおける「新しい信頼構築」の鍵になる。

 

AIを活かし、テクノロジーを味方につけ、

「成果」と「信頼」の好循環を生み出せる人材こそが、DX時代の主役となる。

 


 

テクノロジーは、あくまで手段であり、信頼と価値を生み出すための翼である。

新入社員の皆さんにも、積極的にAIをはじめとする最新ツールに慣れ親しみ、

未来型の働き方を自分のものにしていってほしい。

 


 

 

6. 経営者・リーダーへ:信頼を育む組織文化の作り方

ここまで、主に新入社員や個人の視点から「信頼」と「好循環」について述べてきたが、このメカニズムを組織全体で機能させるためには、経営者やリーダーの役割が極めて重要だ。個々人が安心して挑戦し、成長できる環境、すなわち「信頼」を育む組織文化を意図的に作り上げていく必要がある。

心理的安全性の確保:

メンバーが「この組織では、自分の意見を言っても大丈夫だ」「失敗しても非難されるのではなく、学びの機会として捉えてもらえる」と感じられる状態、つまり心理的安全性が高い環境を作ることが、信頼の土台となる。リーダーは、メンバーの発言を傾聴し、異なる意見を尊重する姿勢を示す必要がある。失敗を許容し、挑戦を奨励するメッセージを発信し続けることが重要だ。

権限移譲と育成:

部下を信じ、適切な範囲で権限を移譲し、仕事を任せる勇気を持つこと。マイクロマネジメントは、部下の主体性を奪い、信頼関係を損なう。もちろん、丸投げではなく、必要なサポートや指導は行うが、基本的には「任せる」スタンスが部下の成長を促し、「信頼されている」という実感を与える。リーダーの役割は、部下が自ら考え、行動し、成功体験を積めるように導くことだ。

明確な評価とフィードバック:

何を期待されているのか、どのような行動や成果が評価されるのかを明確に示すこと。そして、定期的に具体的で建設的なフィードバックを行うこと。良かった点は具体的に褒め、改善が必要な点については、人格否定ではなく行動に焦点を当てて伝える。この透明性と公平性のあるコミュニケーションが、メンバーの納得感と成長意欲を高め、リーダーへの信頼を深める。

ビジョン共有:

会社やチームがどこを目指しているのか、そのために何故この仕事が必要なのかというビジョンや目的を共有すること。メンバーが「自分たちの仕事には意味がある」「大きな目標に向かって貢献している」と感じられると、エンゲージメントが高まり、一体感が生まれる。共通の目標に向かって共に努力する経験が、メンバー間の信頼関係をも強固にする。

信頼を育む組織文化は、一朝一夕にできるものではない。経営者やリーダーが率先して信頼に基づいた行動を示し、粘り強く、一貫性を持って取り組み続けることが不可欠だ。社員一人ひとりが信頼の好循環を回せるような土壌を作ることこそが、企業の持続的な成長を実現するための、経営者の最も重要な責務の一つだと私は考えている。

 

7. 新入社員が今すぐできる!信頼獲得のための3つのアクション

さて、最後に、新入社員の皆さんが明日から、いや、今日からすぐに実践できる、信頼獲得のための具体的なアクションを3つ提案したい。難しく考える必要はない。まずはこの3つを徹底することから始めてみよう。

アクション1:小さな約束を確実に守る

会議の時間に遅刻しない、頼まれた資料を期日までに提出する、電話の折り返しを忘れない、など。どんなに小さな約束でも、確実に守ることを習慣づける。「当たり前」と思うかもしれないが、この積み重ねが「この人は時間に正確だ」「言ったことはきちんとやる人だ」という基本的な信頼に繋がる。まずは、自分のスケジュール管理、タスク管理を徹底しよう。

アクション2:積極的に質問し、学ぶ姿勢を示す

分からないこと、疑問に思ったことをそのままにしない。「こんなこと聞いてもいいのかな?」と遠慮せず、積極的に質問しよう。質問することは、決して恥ずかしいことではない。むしろ、「学びたい」「正確に理解したい」という意欲の表れであり、前向きな姿勢として評価される。ただし、質問する前には自分で少し調べてみる、質問の意図を明確にする、相手の時間を考慮する、といった配慮も忘れずに。

アクション3:感謝の気持ちを伝える

仕事を教えてもらった時、手伝ってもらった時、アドバイスをもらった時。どんな些細なことでも、「ありがとうございます」「助かりました」という感謝の言葉を、きちんと相手に伝えよう。感謝の言葉は、人間関係の潤滑油であり、相手への敬意を示すものだ。感謝を伝えられて嫌な気持ちになる人はいない。むしろ、「またこの人の力になってあげたい」と思わせる力がある。日々のコミュニケーションの中で、意識して感謝の気持ちを表現しよう。

この3つのアクションは、決して特別なことではない。しかし、これらを意識して、継続的に実践することで、着実に周囲からの信頼を積み重ねていくことができる。そして、それがやがて大きな好循環を生み出す第一歩となるのだ。

8. まとめ:信頼の好循環を回し、未来を切り拓け

改めて強調したい。仕事におけるすべての成功は、「信頼」という土台の上に成り立っている。信頼を得ることで、より挑戦的な仕事の機会が与えられ、成果を出すことで仕事は楽しくなり、その楽しさがさらなる信頼を生む。この「信頼から始まる好循環」こそが、皆さんのキャリアを豊かにし、成長を加速させる強力なエンジンとなる。

信頼は、一朝一夕に築けるものではない。日々の地道な努力、誠実な行動、そして周囲への感謝の気持ち。そうした一つひとつの積み重ねによって、少しずつ、しかし確実に育まれていくものだ。焦る必要はない。まずは、今日お話ししたことを意識し、目の前の仕事に真摯に向き合うことから始めてほしい。

そして、私たちクラスコが大切にする「DO IDEA」の精神を胸に、失敗を恐れず挑戦し続けてほしい。現状に満足せず、常により良い価値を追求してほしい。その情熱と行動が、必ずや信頼の好循環を力強く回し、皆さん自身の未来、そしてクラスコの未来、さらには不動産業界の未来をも切り拓いていく力となると、私は確信している。

新入社員の皆さん、皆さんの前には無限の可能性が広がっている。このクラスコという舞台で、信頼という名の翼を広げ、大きく羽ばたいてくれることを心から期待している。共に、未来を創造していこう。


この記事が、新入社員の皆さん、そしてすべてのビジネスパーソンにとって、自らの働き方やキャリアを見つめ直すきっかけとなれば幸いです。

クラスコ代表 小村典弘

 

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