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小村典弘のブログ

「座りすぎは寿命を縮める」衝撃の事実。働き方改革を

「座りすぎは寿命を縮める」衝撃の事実。働き方改革を

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「1時間座りっぱなしで、寿命が22分縮まる」——。

この衝撃的なデータを目にしたとき、私は背筋が凍る思いがしました。私たち不動産経営者は、日々の業務でデスクワークが多く、長時間座っていることが当たり前になっています。しかし、それは健康を害し、寿命を縮めている可能性があるというのです。

「働けば働くほど不健康になる」。そんな状況を放置することはできません。従業員の健康は、企業の財産です。そして、経営者自身の健康も、長期的に見れば企業の成長に大きな影響を与えます。今こそ、働き方を見直し、健康と生産性を両立させるための改革に本気で取り組む時です。

なぜ今、スタンディングワークなのか?

スタンディングワークが注目される背景には、座りすぎによる健康リスクの高まりがあります。長時間座ることで血流が悪化し、肥満、糖尿病、心疾患などの生活習慣病のリスクが高まることが指摘されています。また、肩こりや腰痛を引き起こし、仕事のパフォーマンスを下げる原因にもなります。

一方、立って仕事をすることで血流が促進され、脳が活性化し、集中力や記憶力が向上するという研究結果もあります。姿勢が改善され、呼吸も深くなり、リラックス効果も期待できます。

つまりスタンディングワークは、従業員の健康を守りながら、企業の生産性向上にもつながる一石二鳥の働き方なのです。

小村典弘の実体験:スタンディングで集中力が劇的に向上

私は半年前からスタンディングワークを本格導入し、電動昇降デスクを活用して、1日の8割以上を立って仕事をしています。

最も驚いたのは「集中力の持続」です。座っているときと比べ、明らかに頭が冴え、仕事の効率が格段に上がりました。特に企画や発想が必要な業務では、立っている方が良いアイデアが湧きやすいと実感しています。

さらに、足腰の筋力アップ、体幹の安定、姿勢改善といった副次効果もあり、以前よりも夕方の疲労感が軽減しました。

世界の潮流:オーストラリアの小学校からシリコンバレーまで

スタンディングワークは、世界中で急速に普及しています。オーストラリアでは、小学生の学力向上と健康維持のために、スタンディングデスクが導入されています。

シリコンバレーのIT企業では、もはやスタンディングデスクは標準装備。社員の健康と創造性を重視する働き方が実践されています。

不動産業界においても、この流れに乗るべきだと私は考えます。

不動産業界におけるスタンディングワークの効果

ミーティングの効率化

立ったまま行うミーティングは、集中力が高まり、意見交換が活発になります。また、自然と時間を意識するようになり、会議時間の短縮にもつながります。

クリエイティビティの向上

立って仕事をすることで、脳が活性化され、新しい発想が生まれやすくなります。変化の多い不動産業界では、常に創造力が求められます。

従業員の健康増進

スタンディングワークにより、生活習慣病リスクの軽減や姿勢改善が期待でき、結果として従業員の満足度や定着率の向上につながります。

導入時の課題とその解決策

疲労感対策

導入初期は、無理せず徐々に立つ時間を延ばしていくことが重要です。足元にクッションマットを敷いたり、適切な靴を履くことで疲れを軽減できます。

導入コストの工夫

電動昇降デスクが高価だと感じる場合、既存の机に取り付ける簡易デスクや昇降台など、低コストな選択肢もあります。

社内理解の促進

まずは導入の目的と効果を丁寧に共有し、理解と協力を得ることが重要です。体験会やフィードバックの場を設けると、導入がスムーズになります。

クラスコの挑戦:働く人が「人生を楽しむ」ために

クラスコでは、スタンディングワークをはじめ、フレックスタイム制やリモートワークなど、多様な働き方を積極的に導入しています。スタンディングワークについては、すでに導入した社員から「集中力が上がった」「体が楽になった」といった前向きな声が寄せられています。

私たちが目指すのは、社員が仕事を通じて「人生を楽しむ」ことができる企業文化。その一歩が、スタンディングワークなのです。

まとめ:立ち上がれ、不動産経営者!そして、未来を動かせ

「座りすぎは寿命を縮める」——この事実は、不動産経営者にとって他人事ではありません。今こそ、健康と生産性を両立する働き方にシフトするタイミングです。

スタンディングワークは、すぐに始められる小さな改革でありながら、企業の未来に大きな変化をもたらす可能性を秘めています。

不動産業界に携わる皆さん、まずは立ち上がってみませんか?その一歩が、企業と自身の未来を変えるはずです。

株式会社クラスコ 代表取締役社長 小村典弘

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