マネージャーに送る言葉12
リクルートの創業者 江副浩正氏が晩年に遺したマネジメント論。
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第12章
マネージャーには、コンピュータという有能な部下を使いこなす能力が必要である。
コンピュータを駆使して仕事を効率的にすすめるためには、コンピュータに関する知識・技能を自らのものとし、
同時に日常的に自分自身の手で動かしていなければならない。
コンピュータを使えない人は、いずれマネジメントの一員にとどまれなくなる。
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１人に１台、会社でPCの支給がほぼ当たり前の今。
毎日のメールチェック、プレゼン資料の作成、顧客管理、見積作成、写真整理、社内システムの入力などなど…
仕事をする上で、ありとあらゆるコトに欠かせないのがパソコン。
例えば、パソコンは苦手だけど営業が出来るからいいだろう…みたいな考えは時代遅れ。
いまやパソコンはビジネスの必須アイテム。
ブラインドタッチ、ショートカットキーは当たり前で、使えるソフトの活用など、パソコンのスキルが、その人のビジネスマンとしての能力を表します。
侮れないのが、ファイルやフォルダーの管理の仕方。
パソコンのデスクトップは机と同じで、覗くとその人のレベルが案外わかります。
パソコンのスキルアップは、仕事のスピードやクオリティを圧倒的に向上させます。
ただ、頭ではわかっていても実際に取り組まない人が多いのも事実。
こういったひとつひとつの取り組みが他者との大きな差になります。
