貴重な時間の使い方。
今回の出張はいつもよりも移動距離が長く、金沢→東京→青森→岩手→金沢と、新幹線の中で過ごす時間が多いのですが、パソコン、スマホで、どこでもサッと仕事に取りかかれます。
本当に便利になりました。
(残念ながら、北陸新幹線は、まだまだ電波の届かないエリアが多く快適とは言えませんが)
そこで、今回はビジネスパーソンにとって、とっても大切な『時間の使い方』について自分が気をつけていることを。
(まあ当たり前のことなんですが)
ひとつめは『段取り』です。
よく『段取り八分』と言われ一般的に段取りが大切なことは知られていて、当たり前のことなのですが、これが意外と難しく、コントロールできている人が少ないです。
急な来客、電話、他のスタッフからの相談、緊急の対応等々、自分の都合だけでうまく進むことはありません。
なので、私は割と時間を使って(といっても10分程度ですが)具体的なイメージで時間的感覚の段取りを行います。
イメージするポイントは3つです。
まず『1.優先順位』です。
その時の仕事の状態で、必ずやりきる仕事、切り上げられる仕事、人にお願いできる仕事など、あらかじめ考えておきます。
次に『2.仕上がりのクオリティ』です。
制作物でいうと、どこまでの仕上がりを求めるか、営業でいうと、本日のゴール設定やうまく商談が進まない場合の切り上げのタイミングなどを考えておきます。
例えば、今回は具体的な提案までと思っていても、①アイスブレイク、②何のために今回の提案をしたいと思っているかこちらの意図を先方に理解してもらう、③先方へのソリューションと成るかヒアリング、④具体的な内容を提案、⑤次回のアポイント、ぐらいの5つの構成に組み立てておきます。
うまく進まないときは、これを組み直し、①、②、③、⑤と、③に重点をおいた内容に変更し、④の具体的な提案はせずに切り上げ、次の打手を考えるための時間や提案内容のブラッシュアップ、別の仕事を進める時間に充てます。
『今日、自分が先方へ何が何でも提案するんだ』と思っているので、これがなかなか難しく、予定の時間を大幅に押し、相手の準備がないままとりあえず伝える営業となり、提案をしてしまっているので、次の打手も難しい、そんな状況になってしまいます。
事前に切り上げのタイミングをイメージしておくことで、方向修正がしやすくなります。
ちょっと長くなりましたので、続きは次回に。
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