時代は変わる
人気企業は事業を確立させていて、高い市場シェアを持っていることが多い。その会社のビジネスモデルは既に成熟期を過ぎている可能性が高い。
1991年に人気があった企業は、長信銀3行(日本興業銀行・日本長期信用銀行・日本債券信用銀行)でした。給与水準が高く、会社の格付けはトリプルAでした。成績のよい学生はこぞってこの3行に就職しました。長信銀のその後に何が起きたかは知っていますよね。
現在どこも、そのままの形では生き残れてません・・・時代は変わるということです。
さらに前の時代では、最も人気のあった企業は鉄鋼会社だったということを知っていますか?
その後の鉄鋼不況で辛酸をなめた人が続出しました。時代は変わるということです。
会社に自分の人生を預けきらないようにしながら、どの仕事なら自分のスキルが伸ばせるのかを考え抜く。そうした経験が、将来起こりえる不確実要因に対しても適切に対処をしていく力となるはずです。
これからの時代は、時代は変わるということを前提として、業種業態を超えて考える、自分のスキルを磨き、互いに成長しあえる会社になる必要があります。そうすることで様々な変化にも前向きに変化し会社自体がニーズに合わせて変化していけると思います。