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変化を恐れず、未来を拓く。クラスコ、新たなステージへ:本社リニューアルと満室ギャラリーオープン


変化を恐れず、未来を拓く。

目次

1. 序章:変化を恐れず、未来を拓く。クラスコ、新たなステージへ * 時代の転換点に立つ不動産業界 * クラスコの挑戦:本社リニューアルと満室ギャラリーオープン * 私、小村典弘の想い:アイデアを実行に移すということ

2. 満室ギャラリー&ファクトリー:空室対策の新たな可能性を追求 * オーナーの悩みに寄り添う、体験型ギャラリー * 木材3Dプリンターが実現する、革新的な空室対策 * 空室改善、資産活用、相続対策…多角的なソリューション * ギャラリーに込めたメッセージ:共に満室経営を目指して

3. クラスコ本社リニューアル:働く場所の進化が、企業の成長を加速する * 「OS」としてのオフィス:変化に対応できる組織へ * 創造性と生産性を高めるための空間設計 * ウェルビーイングを重視した、人に優しいオフィス * コミュニケーションを円滑にするための工夫:円形レイアウトの採用

4. リニューアルツアーを終えて:共感と期待の輪が広がった7日間 * 202名のオーナー、不動産会社が来場 * 熱気に満ちたツアーの様子:参加者の声 * 新たな出会いと連携の可能性 * 今後に向けて:DO IDEAの精神を共有し、業界を牽引する

5. まとめ:変化をチャンスに変え、不動産業界の未来を創造する * クラスコの挑戦はまだ始まったばかり * DO IDEAの精神で、新たな価値を生み出し続ける * 不動産業界の未来を、共に切り拓こう


本文

1. 序章:変化を恐れず、未来を拓く。クラスコ、新たなステージへ

皆さん、こんにちは。株式会社クラスコの小村典弘です。

2021年6月28日から7月4日までの7日間、私たちは、新たにオープンした賃貸オーナー特化型ビル「満室ギャラリー&ファクトリー」と、リニューアルしたクラスコ本社を、賃貸オーナー様、そして全国の不動産会社の皆様にご体感いただく「クラスコリニューアル体感ツアー」を開催しました。

このツアーには、7日間でなんと202名もの方々にご参加いただき、私たちの新たな挑戦に対する大きな期待と関心を肌で感じることができました。

近年、私たちの業界は、新型コロナウイルスの感染拡大や働き方改革など、目まぐるしい変化の波に直面しています。しかし、私はこのような時代だからこそ、立ち止まるのではなく、積極的に変化に対応し、新たな価値を生み出していくことが重要だと考えています。

クラスコがこの度、新たなブランドメッセージとして掲げた「DO IDEA(アイデア実行)」。これは、私たちが長年培ってきた、アイデアを生み出し、それを着実に実行し、課題解決へと繋げていくという企業文化を、改めて明確にしたものです。

今回の本社リニューアルと満室ギャラリーのオープンは、まさにこの「DO IDEA」の精神を体現した、私たちの新たな挑戦の第一歩です。

2. 満室ギャラリー&ファクトリー:空室対策の新たな可能性を追求

「満室ギャラリー&ファクトリー」は、賃貸オーナー様が抱える空室という悩みに、具体的な解決策を提示するための、体験型のギャラリーです。

ギャラリー内では、クラスコが提供する空室改善、資産活用、相続対策のための様々な取り組みを、実際に見て、触れて、感じていただくことができます。

中でも注目していただきたいのが、木材3Dプリンターです。このプリンターを導入した工房をギャラリー内に設置することで、賃貸物件専用の家具を、まるでプリントアウトするように迅速に製作することが可能になりました。

例えば、入居者のニーズに合わせて、壁一面に設置できる収納棚や、デッドスペースを有効活用できる нестандарт な家具などを、スピーディーかつコスト効率良く提供することができます。これにより、物件の魅力を高め、空室期間の短縮、ひいては満室経営の実現に貢献できると確信しています。

満室ギャラリーは、単に私たちのサービスを紹介する場所ではありません。オーナー様が抱える悩みを共有し、共に解決策を探るための、コミュニケーションの場でもあります。

ツアーにご参加いただいたオーナー様からは、「具体的な空室対策のアイデアが湧いてきた」「今までになかった発想に驚いた」といった、大変嬉しいお言葉をいただきました。

満室ギャラリー

3. クラスコ本社リニューアル:働く場所の進化が、企業の成長を加速する

本社リニューアルのコンセプトは、「変化が必要な時代を乗り越えるOS(オペレーションシステム)」です。

目まぐるしく変化する社会情勢や働き方に対応するため、オフィスを単なる仕事をする場所ではなく、社員一人ひとりが最大限に能力を発揮し、創造性を高められる場所へと進化させることを目指しました。

リニューアルのポイントは多岐にわたります。セミナー等で活用する約1000インチの超大型プロジェクターや、オンラインプロモーションのための動画配信専用スタジオの設置は、新しい働き方に対応するための投資です。

また、社員の健康と生産性向上のために、スタンディングデスクやトレーニングバイク、鳥のさえずりや川のせせらぎなどの自然音、観葉植物を導入しました。これは、ウェルビーイングを重視した、人に優しいオフィス環境づくりへの取り組みです。

そして、今回のリニューアルで最も特徴的なのが、同じチームメンバーが円状に机を配置するという、コミュニケーションを円滑にするための工夫です。感染症対策にも配慮しながら、顔を合わせやすいレイアウトにすることで、チーム内の連携を強化し、よりスムーズな情報共有と意思決定を促します。

ツアーにご参加いただいた不動産会社の皆様からは、「未来のオフィスを見ているようだ」「社員の創造性を引き出すための工夫が素晴らしい」といった、高い評価をいただきました。

4. リニューアルツアーを終えて:共感と期待の輪が広がった7日間

7日間のリニューアルツアーには、前述の通り、202名もの賃貸オーナー様、そして全国の不動産会社の皆様にご参加いただきました。

ツアー中は、満室ギャラリー、リニューアルした本社オフィスを熱心に見学される方々の姿が印象的でした。私たちの取り組みについて、積極的に質問をされる方、熱い議論を交わされる方も多く、参加者の皆様の不動産業界に対する熱意と問題意識の高さを改めて感じました。

ツアーを通じて、多くのオーナー様、不動産会社の皆様と直接お話することができ、私たちの「DO IDEA」の精神に共感していただくことができたと感じています。また、今回のリニューアルが、今後の不動産業界の発展に貢献できる可能性を感じ、改めて身が引き締まる思いです。

今回のツアーは、私たちにとって、新たな出会いと連携の可能性を広げる貴重な機会となりました。今後も、ツアーでいただいた貴重なご意見を参考に、よりオーナー様、不動産会社の皆様のお役に立てるよう、サービスの向上に努めてまいります。

5. まとめ:変化をチャンスに変え、不動産業界の未来を創造する

今回の本社リニューアルと満室ギャラリーのオープンは、クラスコにとって、新たなステージへの幕開けです。

私たちは、変化を恐れず、常に新しいアイデアを生み出し、実行することで、不動産業界の未来を切り拓いていきたいと考えています。

「DO IDEA」の精神を胸に、これからも新たな価値を生み出し続け、不動産業界を牽引していく存在でありたい。そして、今回のツアーを通じて生まれた共感と期待の輪を、さらに大きく広げていきたいと考えています。

ご来場いただいた皆様、そして、今回のリニューアルにご協力いただいた全ての皆様に、心より感謝申し上げます。

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【不動産業界の未来を拓く】DXで実現する革新的な人材育成戦略

【不動産業界の未来を拓く】 DXで実現する革新的な人材育成戦略

1. はじめに:不動産業界が直面する変革の波

皆さん、こんにちは。クラスコの小村典弘です。

近年、不動産業界はかつてないほどの変化の波に直面しています。人口減少、顧客ニーズの多様化、そして何よりもテクノロジーの急速な進化。これらの要素が複雑に絡み合い、従来のビジネスモデルは限界を迎えつつあります。特に、人材不足は深刻な問題であり、いかに優秀な人材を育成し、定着させるかが、企業の存続と成長を左右すると言っても過言ではありません。

このような状況下で、私たちは、不動産業界の未来を切り拓くためには、従来の教育方法にとらわれず、テクノロジーを積極的に活用した人材育成が不可欠であると考えています。

2. 「きょういくん」受講者数2,000人突破の意義

この度、クラスコが提供する不動産会社向けeラーニングシステム「きょういくん」の受講者数が、延べ2,000人を突破しました。この数字は、多くの不動産会社の皆様が、人材育成の重要性を認識し、その解決策として「きょういくん」を選んでくださった証だと感じています。

「きょういくん」は、不動産業界特有の知識やスキルを網羅的に学べる動画コンテンツを豊富に収録しています。ビジネスマナーといった基礎から、退去点検、解約、原状回復、外壁調査といった専門知識、さらには賃貸経営や空室対策といった応用的な内容まで、1,100以上の動画で学ぶことができます。

時間や場所を選ばずに学習できる利便性、そして、教育担当者の負担を軽減し、社内全体の教育レベルを底上げできる効率性。これらが、多くの不動産会社に評価されている理由だと考えています。

しかし、受講者数2,000人突破は、単なる通過点に過ぎません。私たちは、この勢いをさらに加速させ、不動産業界全体の人材育成を支援していきたいと考えています。

3. なぜ今、不動産業界でDXによる人材育成が不可欠なのか?

改めて、なぜ今、不動産業界においてDX(デジタルトランスフォーメーション)による人材育成がこれほどまでに重要なのでしょうか。

第一に、効率性の向上です。従来の集合研修では、時間や場所に制約があり、多くのコストと労力がかかっていました。しかし、eラーニングであれば、従業員は自身のペースで、必要な知識やスキルを習得できます。これにより、教育担当者の負担を大幅に削減し、より戦略的な業務に集中させることが可能になります。

第二に、教育内容の標準化と質の向上です。経験豊富な社員が講師を務める場合、どうしても個人のスキルや経験にばらつきが出がちです。しかし、「きょういくん」のようなシステムを活用することで、質の高い教育コンテンツを全ての従業員に均一に提供できます。これにより、組織全体の知識レベルを底上げし、サービス品質の向上に繋げることができます。

第三に、変化への対応力強化です。不動産業界は、法改正や市場動向の変化が激しい業界です。最新の情報を迅速に、そして正確に従業員に伝えるためには、eラーニングのような柔軟なシステムが不可欠です。また、新しいテクノロジーの導入も進んでおり、従業員がこれらのツールを使いこなせるようになるための教育も重要になります。

第四に、人材獲得と定着です。特に若い世代は、働きがいや成長機会を重視する傾向があります。積極的にDXを推進し、従業員のスキルアップを支援する企業は、魅力的な職場として認識されやすく、優秀な人材の獲得に繋がりやすくなります

 

4. 「きょういくん」が提供する具体的な価値:1,100以上の動画コンテンツから見る実践的な学び

「きょういくん」には、多岐にわたるテーマの動画コンテンツが収録されています。その一部をご紹介しましょう。

  • 社員の基礎力UP1(ビジネスマナー): 不動産業界に限らず、社会人として必要な身だしなみ、敬語の使い方、名刺交換、席次、判子についての基本を学ぶことができます。新入社員はもちろん、改めて基本を学び直したいというニーズにも応えられます。
  • 退去点検・空室点検業務: 退去点検の考え方から、解約からオーナーへの事前交渉、施工費見積り手配、費用負担割合の算出まで、具体的な業務の流れを習得できます。
  • 解約・原状回復: 解約手続き、退去立会、家賃計算、原状回復見積書作成、入居者・オーナーとの交渉など、トラブルが発生しやすい分野を網羅的に学ぶことができます。
  • 外壁調査: コーキング、屋根の状態、錆の状態、塗装状態など、建物の維持管理に必要な知識を習得できます。
  • 「賃貸経営」新築にも勝てる新たな選択肢、リノベーションのポイントを解説: 賃貸経営におけるリノベーションの重要性と、具体的な成功事例を学ぶことができます。
  • 入居が決まる!アパート経営に必須な空室対策5選‼︎: 空室に悩むオーナーに向けて、具体的な対策を解説します。

これらのコンテンツは、単なる知識の伝達に留まりません。実際の業務で直面する可能性のあるケーススタディや、具体的なノウハウも盛り込まれており、受講者が実践的なスキルを身につけられるように設計されています。

5. 経営者が取り組むべきDX人材育成戦略:小村典弘のDO IDEA

では、不動産会社の経営者は、DXを活用した人材育成にどのように取り組むべきでしょうか。私は、以下の5つの視点(DO IDEA)が重要だと考えています。

  • Digital Mindset(デジタルマインドセット):経営者自身が、テクノロジーの可能性を信じ、積極的に取り入れる姿勢を示すことが重要です。
  • Organizational Culture(組織文化):新しい技術や知識を学び、共有することを奨励する文化を醸成する必要があります。
  • Investment in Technology(テクノロジーへの投資):eラーニングシステムだけでなく、業務効率化や顧客体験向上に繋がるテクノロジーにも積極的に投資すべきです。
  • Data-Driven Approach(データドリブンなアプローチ):従業員の学習状況や成果をデータに基づいて分析し、教育内容の改善や個別のサポートに繋げるべきです。
  • Empowerment of Employees(従業員のエンパワーメント):従業員が自律的に学び、成長できる環境を提供することが、長期的な組織の成長に繋がります。

特に重要なのは、経営者自身のデジタルマインドセットです。トップが変化を恐れず、新しい技術に挑戦する姿勢を示すことで、組織全体の意識改革を促すことができます。

また、組織文化も非常に重要です。失敗を恐れずに新しいことに挑戦できる文化、そして、学んだ知識やノウハウを共有し、組織全体で成長していく文化を育む必要があります。

6. テクノロジーと人の融合:未来の不動産業界を牽引する人材とは

DXが進む未来の不動産業界において、求められる人材像はどのように変化するのでしょうか。

確かに、AIやRPAといったテクノロジーの進化により、定型的な業務は自動化されていくでしょう。しかし、だからこそ、人間にしかできない能力がより重要になります。

例えば、顧客の潜在的なニーズを汲み取り、最適な提案をするコンサルティング能力。複雑な問題を解決し、新たな価値を生み出す創造力。多様な関係者と円滑にコミュニケーションを取り、信頼関係を構築するコミュニケーション能力。そして、変化の激しい時代に対応するために、常に新しい知識やスキルを学び続ける学習意欲

これらの能力は、テクノロジーでは代替できません。DX人材育成においては、単にテクノロジーの使い方を教えるだけでなく、これらの人間力を高めることも意識する必要があります。

7. 実践!明日からできるDX人材育成のためのアクションプラン

それでは、明日から皆さんの会社で取り組める、DX人材育成のための具体的なアクションプランをいくつかご紹介しましょう。

  1. 現状分析: まずは、自社の従業員のスキルレベルや、人材育成における課題を明確に把握しましょう。アンケートや面談などを活用し、客観的なデータを集めることが重要です。
  2. 目標設定: どのような人材を育成したいのか、具体的な目標を設定します。「〇〇のスキルを持つ人材を〇人育成する」「〇〇の業務の効率化率を〇%向上させる」など、定量的な目標を設定することで、効果測定がしやすくなります。
  3. 学習コンテンツの選定: 目標達成に必要な知識やスキルを習得できる学習コンテンツを選定します。「きょういくん」のようなeラーニングシステムだけでなく、外部の研修プログラムやセミナーなども検討しましょう。
  4. 学習環境の整備: 従業員が学習に集中できる環境を整備します。eラーニングであれば、時間や場所の制約がないため、柔軟な学習が可能です。
  5. 学習進捗の管理とフィードバック: 従業員の学習進捗を定期的に確認し、必要に応じてサポートを行います。また、学習成果を評価し、フィードバックを行うことで、モチベーションの維持に繋げます。
  6. 成功事例の共有: DX人材育成の成功事例を社内で共有し、ベストプラクティスを組織全体に広めます。
  7. 継続的な改善: 人材育成プログラムの効果を定期的に検証し、改善を繰り返します。

これらのアクションプランを実行する上で、最も重要なのは、経営者のコミットメントです。経営者が本気で人材育成に取り組む姿勢を示すことで、組織全体の意識を変革することができます。

8. まとめ:変革の時代を生き抜くために

不動産業界は、今まさに大きな変革期を迎えています。この変化の波を乗りこなし、未来へと繋げるためには、DXを積極的に推進し、変化に対応できる人材を育成することが不可欠です。

「きょういくん」の受講者数2,000人突破は、その第一歩に過ぎません。私たちは、これからも不動産業界の皆様と共に、人材育成を通じて業界の発展に貢献していきたいと考えています。

変化を恐れず、共に未来を切り拓いていきましょう。

 

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【小村典弘が語る】コロナ禍で加速した不動産DX。クラスコの挑戦と未来への展望

【小村典弘が語る】

目次

  1. 未曾有の危機、コロナ禍 – クラスコの決断と行動
  2. テレワーク導入、オフィスは変革の実験場へ
  3. セミナーをオンラインへシフト – デジタルで繋がる新たな可能性
  4. デジタルマーケティングの強化 – YouTube活用で成果5倍
  5. コロナ禍を経て見えた、不動産業界の未来
  6. クラスコのDO IDEA – 変化をチャンスに変える力
  7. まとめ – 新しい働き方、新しいビジネスのあり方

本文

1. 未曾有の危機、コロナ禍 – クラスコの決断と行動

2020年初頭から世界を覆った新型コロナウイルス感染症の拡大は、私たちの生活様式、働き方を根底から変える未曾有の危機でした。不動産業界も例外ではなく、人々の移動が制限され、対面での営業活動が困難になるなど、大きな影響を受けました。

株式会社クラスコも、この予測不能な状況に直面し、迅速かつ大胆な対応を迫られました。従業員の安全確保を最優先に、感染リスクを最小限に抑えながら事業を継続するために、私たちは様々な対策を講じる必要がありました。

2. テレワーク導入、オフィスは変革の実験場へ

まず、私たちが取り組んだのがテレワークの導入です。感染拡大の状況を踏まえ、可能な部署から順次テレワークへと移行しました。もちろん、不動産業という業務の特性上、完全なテレワークは難しい面もありましたが、オンラインでのコミュニケーションツールを活用し、業務効率を極力落とさないように工夫を重ねました。

当初は、自宅での業務環境の違いや、コミュニケーション不足など、いくつかの課題もありましたが、試行錯誤を繰り返す中で、徐々にテレワークのノウハウが蓄積されていきました。オンライン会議のルールを明確化したり、チャットツールを積極的に活用したりすることで、物理的な距離を感じさせない連携体制を構築することができました。

このテレワークの導入は、単なる一時的な対応に留まらず、私たちの働き方に対する考え方を大きく変えるきっかけとなりました。オフィスに集まることが当たり前だった働き方が、場所を選ばない働き方へとシフトしていく可能性を感じました。オフィスは、単に業務を行う場所ではなく、社員同士が交流し、創造性を高めるための場所へと役割を変えていく必要があると考えるようになりました。

3. セミナーをオンラインへシフト – デジタルで繋がる新たな可能性

これまで、私たちが大切にしてきた顧客との接点の一つに、対面でのセミナーがありました。しかし、感染防止の観点から、セミナーの開催も困難な状況となりました。そこで、私たちは、これまで培ってきたセミナーのノウハウを活かし、オンラインセミナーへと切り替える決断をしました。

オンラインセミナーの開催は、当初、参加者の不安な点も多くありましたが、実際に開催してみると、予想をはるかに超える反響がありました。会場の制約がないため、これまで参加が難しかった遠方の方や、忙しい経営者の方々にも気軽に参加していただけるようになり、参加者数は大幅に増加しました。

また、オンラインならではのメリットも多くありました。チャット機能を利用した質疑応答は、対面セミナーよりも活発な意見交換を促し、参加者同士の交流も生まれるなど、新たなコミュニケーションの形が生まれました。セミナーの録画データを後日配信することで、参加できなかった方にも情報を提供できるなど、情報発信の幅も大きく広がりました。

このオンラインセミナーの成功は、私たちがデジタルを活用することで、これまでリーチできなかった層にもアプローチできる可能性を示唆してくれました。

4. デジタルマーケティングの強化 – YouTube活用で成果5倍

セミナーのオンライン化と並行して、私たちが注力したのがデジタルマーケティングの強化です。特に、YouTubeの活用は大きな成果をもたらしました。

これまでもYouTubeチャンネルは開設していましたが、コロナ禍を機に、コンテンツの質と量を大幅に向上させました。不動産に関するノウハウや市場動向、クラスコの取り組みなどを、動画という分かりやすい形で発信することで、多くの方に興味を持っていただくことができました。

その結果、YouTubeチャンネルの登録者数は飛躍的に増加し、ウェブサイトへの流入数も大幅にアップしました。驚くべきことに、デジタルマーケティング全体の成果は、コロナ禍以前と比較して5倍にまで成長しました。

この成功は、私たちがこれまで培ってきた不動産の専門知識と、デジタルマーケティングのノウハウを組み合わせることで、大きなシナジーを生み出せることを証明しました。YouTubeは、単なる動画配信プラットフォームではなく、顧客との新たな接点を創出し、ビジネスを成長させるための強力なツールとなり得ると確信しました。

5. コロナ禍を経て見えた、不動産業界の未来

コロナ禍という未曾有の危機を経験し、私たちは、不動産業界の未来について深く考えるようになりました。

一つ明確になったのは、デジタル化の流れは不可逆であるということです。テレワークの普及、オンラインセミナーの浸透、そしてデジタルマーケティングの重要性の高まりは、一時的な現象ではなく、今後も加速していくでしょう。不動産業界も、この流れに乗り遅れることなく、積極的にデジタル技術を活用していく必要があります。

また、人々の価値観の変化も、不動産業界に大きな影響を与えるでしょう。住まいのニーズは多様化し、単に「住む場所」としてだけでなく、「働く場所」「学ぶ場所」「憩う場所」としての役割も求められるようになるでしょう。不動産会社は、こうしたニーズの変化を敏感に捉え、新しい価値を提供していく必要があります。

6. クラスコのDO IDEA – 変化をチャンスに変える力

クラスコは、創業以来、「DO IDEA」という独自の理念を掲げ、常に新しい発想と行動力で変化に対応してきました。今回のコロナ禍においても、私たちは、危機を単なる困難として捉えるのではなく、新しいビジネスモデルを構築し、成長の機会を掴むためのチャンスと捉えました。

テレワークの導入、オンラインセミナーの開催、YouTubeの活用など、私たちが取り組んだことは、まさに「DO IDEA」の実践でした。変化を恐れず、新しいことに挑戦し続けることで、私たちは、コロナ禍という逆境を乗り越え、さらなる成長を遂げることができました。

この経験を通して、私たちは、変化こそが成長の原動力であることを改めて確信しました。これからも、時代の変化を敏感に捉え、常に新しいアイデアを生み出し、行動し続けることで、不動産業界の未来を切り拓いていきたいと考えています。

7. まとめ – 新しい働き方、新しいビジネスのあり方

コロナ禍におけるクラスコの取り組みは、テレワークの導入、セミナーのオンライン化、そしてデジタルマーケティングの強化という三つの柱で構成されていました。これらの取り組みを通して、私たちは、新しい働き方、そして新しいビジネスのあり方を模索してきました。

テレワークは、場所を選ばない柔軟な働き方を可能にし、オンラインセミナーは、より多くの顧客との接点を生み出しました。そして、YouTubeを活用したデジタルマーケティングは、驚くべき成果をもたらしました。

これらの経験は、私たちにとって大きな学びとなり、今後の事業展開においても重要な指針となるでしょう。変化を恐れず、常に新しいことに挑戦し続けること。それが、未来を切り拓くための唯一の方法だと信じています。

まとめ

コロナ禍におけるクラスコの経験は、私たちに多くのことを教えてくれました。未曾有の危機の中で、私たちは、テレワークの導入、オンラインセミナーへの切り替え、そしてデジタルマーケティングの強化という大胆な施策を実行し、結果として、ビジネスを大きく成長させることができました。この経験を通して、変化を恐れず、常に新しいことに挑戦することの重要性を改めて認識しました。これからも、クラスコは「DO IDEA」の精神を胸に、不動産業界の未来を切り拓いていきたいと考えています。

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「【速報M&A】パリ発『光の革命』、クラスコが日本の不動産を変える一手」

「【速報M&A】パリ発『光の革命』、クラスコが日本の不動産を変える一手」 (1)

1. 衝撃の出会い。パリ発、光の革命が日本の不動産を変える

「まさか、こんなにも心を奪われる光があるとは…」

初めてパリの街角でVitrine MediaのLEDパネルを目にした時の衝撃は、今でも鮮明に覚えています。ショーウィンドウの中で、まるで宝石のように輝く物件情報。それは、従来の静的な広告とは一線を画し、道行く人々の視線を釘付けにしていました。

日本に帰国してからも、その光景が頭から離れませんでした。日本の不動産業界は、長らく情報伝達の手段が限られ、特に街頭での訴求力には課題を感じていました。チラシ、ポスター、そしてインターネット広告。どれも重要なツールではありますが、リアルな店舗の前を通り過ぎる人々に、ダイレクトに、そして鮮烈にメッセージを届ける方法はないものか、と。

そんな折、運命的な出会いを果たしたのが、フランスNo.1のシェアを誇るウィンドウコミュニケーションツール、Vitrine Mediaの光るLEDパネルでした。そして、この革新的なテクノロジーを日本に広めるべく、私たちはVitrine Media JapanをM&Aしたのです。これは単なる事業拡大ではありません。日本の不動産業界のコミュニケーションのあり方を変え、活性化させるための、重要な一歩だと確信しています。

vitrin media

2. なぜ、今、ウィンドウコミュニケーションなのか?デジタル時代の逆説

デジタル全盛の時代に、なぜ、あえてウィンドウコミュニケーションに注目するのか?そう疑問に思われる方もいるかもしれません。確かに、インターネットやSNSは情報発信の強力なツールです。しかし、不動産という「リアル」な商品を扱う業界において、実際に物件が所在する場所、店舗の存在そのものが持つ意味は非常に大きいと考えます。

街を歩く人々、物件を探している潜在顧客。彼らが最初に目にするのは、多くの場合、店舗のウィンドウです。そこに魅力的な情報が発信されていれば、足を止めるきっかけになり、入店へと繋がる可能性が格段に高まります。

デジタル広告はターゲットを絞りやすい反面、能動的に情報を探しに来た人にしか届きにくいという側面があります。一方、ウィンドウコミュニケーションは、偶然その場を通りかかった人にもアプローチできる、いわば「待ち伏せ型」の広告と言えるでしょう。

情報過多の現代において、人の心に響くのは、五感に訴えかけるような、記憶に残る体験です。光り輝くLEDパネルは、まさにその役割を担います。デジタルとリアルの融合。ウィンドウコミュニケーションは、デジタル時代だからこそ、その価値を再認識すべき、重要なマーケティング戦略なのです。

3. Vitrine MediaのLEDパネルが不動産業界にもたらす変革

Vitrine MediaのLEDパネルは、単に「光る広告」ではありません。その裏には、長年の研究と実績に裏打ちされた、様々なメリットがあります。

  • 集客力2倍の衝撃。データが語るLEDパネルの可能性

    フランス本社の調査データによると、LEDパネルを導入することで、店舗への注目度が4倍、入店者数が2倍に増加したという驚くべき結果が出ています。これは、光の力がいかに人々の目を引きつけ、行動を促すかを示す明確な証拠です。

    不動産業界においても、この効果は絶大です。特に、駅前や人通りの多い場所にある店舗では、LEDパネルの導入によって、これまで取りこぼしていた潜在顧客層へのアプローチが可能になります。「ちょっと気になるな」という軽い気持ちで入店する人が増えることで、成約率の向上にも繋がるはずです。

  • 24時間戦えるプロモーション。時間と場所を超えた情報発信

    高輝度LEDライトにより、昼夜を問わず、鮮明な情報を発信できるのも大きな魅力です。夜間や悪天候時でも、その存在感は際立ち、通行人の目を引きます。

    不動産業界では、営業時間外に物件情報をアピールする機会は限られていました。しかし、LEDパネルがあれば、24時間、常に最新の情報を発信し続けることができます。これは、物件探しの初期段階にある層や、忙しくて日中に店舗に立ち寄れない層にとって、非常に有効な情報源となります。

  • デザイン性と機能性の融合。多様なニーズに応えるラインナップ

    長方形、ひし形、円形など、多様な形状と、A4からA0までの豊富なサイズ展開も、Vitrine Mediaの強みです。店舗のイメージやウィンドウの形状に合わせて、最適なパネルを選ぶことができます。

    不動産物件の情報は、写真や図面など、視覚的な要素が非常に重要です。LEDパネルは、これらの情報を美しく、そしてインパクトのある形で伝えることを可能にします。物件の魅力を最大限に引き出し、見る人の心を掴むデザイン性の高さも、見逃せないポイントです。

  • 導入のハードルを下げる。簡単設置と運用

    工事不要の卓上タイプやスタンドタイプから、施工が必要な天井吊り下げタイプ、壁付けタイプまで、設置方法も 다양です。これにより、大掛かりな工事を行うことなく、手軽に導入することができます。

    また、表示内容の変更も、用紙を差し替えるだけで簡単に行えます。常に最新の情報を発信する必要がある不動産業界にとって、この手軽さは大きなメリットです。

4. クラスコがVitrine Media JapanをM&Aした理由。DO IDEAが示す未来

クラスコがVitrine Media JapanをM&Aした理由は、単に新しい収益源を確保するためではありません。私たちの理念である「DO IDEA」に基づき、不動産業界の未来を創造したいという強い想いがあるからです。

  • 不動産業界の課題と、光が照らす新たな道

    日本の不動産業界は、情報伝達の効率化、顧客体験の向上、そして店舗の活性化といった、様々な課題を抱えています。Vitrine MediaのLEDパネルは、これらの課題を解決するための、強力なツールになると確信しています。

    光の力で店舗への注目度を高め、入店数を増やす。24時間情報を発信することで、潜在顧客層にアプローチする。デザイン性の高いパネルで、物件の魅力を最大限に伝える。そして、導入と運用の手軽さで、現場の負担を軽減する。

    これは、まさに私たちが追求してきた、不動産業界の新しいあり方そのものです。

  • テクノロジーとクリエイティブの融合が生み出す価値

    Vitrine MediaのLEDパネルは、単なるテクノロジー製品ではありません。その背景には、人々の心を動かすクリエイティブな発想があります。光とデザインの融合によって、情報が単なるデータではなく、魅力的なメッセージへと昇華するのです。

    不動産業界においても、テクノロジーの導入は不可欠ですが、それだけでは顧客の心を掴むことはできません。テクノロジーとクリエイティブを融合させることで、初めて、真の価値が生まれると私たちは考えます。

  • 「伝える」から「伝わる」へ。コミュニケーションの本質を追求

    私たちの goal は、単に情報を「伝える」ことではありません。情報を「伝わる」ものに変え、人々の心を動かし、行動を促すことです。

    光り輝くLEDパネルは、まさにそのための最適なツールです。視覚的なインパクト、情報の見やすさ、そしてデザイン性の高さによって、メッセージはより強く、より深く、人々の心に届きます。

    Vitrine Media JapanのM&Aを通じて、不動産業界のコミュニケーションの質を向上させ、「伝える」から「伝わる」へ、そのあり方を変えていきたいと考えています。

5. 不動産経営者が今すぐ始めるべき3つの施策。光の力を自社の武器にする

それでは、不動産経営者の皆様が、Vitrine MediaのLEDパネルをどのように活用し、自社のビジネスを成長させることができるのでしょうか?今すぐ始めるべき3つの施策をご紹介します。

  • ショールーム、店舗への導入で体感する変化

    まずは、自社のショールームや店舗にLEDパネルを導入し、その効果を体感してみてください。物件情報を魅力的に表示することはもちろん、キャンペーン情報やイベント告知など、様々な情報を発信することで、来店者の増加を期待できます。

    実際に導入してみることで、LEDパネルの可能性を肌で感じ、更なる活用方法のアイデアが生まれてくるはずです。

  • 物件情報の発信を最適化。入居希望者の心を掴む

    LEDパネルを活用して、物件情報を最適化しましょう。魅力的な写真や動画、詳細な情報を、光り輝くパネルで表示することで、入居希望者の目を引きつけ、興味関心を高めることができます。

    特に、競合物件が多いエリアでは、LEDパネルによる差別化が有効です。他の店舗よりも目立つことで、入居希望者の選択肢に残りやすくなります。

  • 地域への情報発信基地へ。店舗の価値を高める戦略

    LEDパネルは、単に物件情報を表示するだけでなく、地域への情報発信基地としての役割も担うことができます。地域のイベント情報やニュース、生活に役立つ情報などを発信することで、地域住民との繋がりを深め、店舗の価値を高めることができます。

    不動産店舗は、地域社会にとって重要な存在です。LEDパネルを通じて、地域に貢献することで、信頼感を高め、長期的な顧客関係を築くことができるでしょう。

6. 光の先に見据える、不動産業界の未来。小村典弘の視点

今回のVitrine Media JapanのM&Aは、単なる一時的な施策ではありません。これは、不動産業界の未来を見据えた、長期的な戦略の一部です。

  • デジタルとリアルの融合。新しい顧客体験の創造

    今後、不動産業界においては、デジタルとリアルの融合がますます進んでいくでしょう。LEDパネルは、オンラインで得た情報をリアルな店舗で体験するための、重要な接点となります。

    例えば、オンラインで気になる物件を見つけた顧客が、実際に店舗を訪れ、LEDパネルで詳細な情報を確認する。そして、店舗スタッフとコミュニケーションを取り、内見へと進む。このような、スムーズな顧客体験を提供することが、今後の不動産ビジネスの鍵となります。

  • データ活用でプロモーションを最適化

    将来的には、LEDパネルの表示データや来店データを分析し、プロモーションの効果を最適化していくことも視野に入れています。どのような情報が人々の目を引き、行動を促すのか。データを活用することで、より効果的な情報発信が可能になります。

    テクノロジーを活用し、マーケティング戦略を高度化していくことは、不動産業界においても避けて通れない道です。

  • 業界全体のコミュニケーションレベル向上へ

    Vitrine MediaのLEDパネルが、日本の不動産業界全体に普及することで、業界全体のコミュニケーションレベルが向上することを期待しています。

    より多くの店舗が、魅力的で分かりやすい情報を発信するようになれば、顧客はよりスムーズに物件探しを進めることができ、業界全体の活性化に繋がるはずです。

7. まとめ:光を味方に、変化の時代をリードする

今回のM&Aは、クラスコにとって、そして日本の不動産業界にとって、大きな転換点となるでしょう。 パリで出会った、あの心を奪われる光が、日本の不動産の風景を変え、人々の行動を変え、そして業界の未来を照らすと信じています。

変化の激しい時代だからこそ、私たちは常に新しいアイデアを探し求め、それを実現するための行動を起こし続けなければなりません。「DO IDEA」の精神で、光を味方に、不動産業界の未来をリードしていく。それが、クラスコの使命だと改めて感じています。

不動産経営者の皆様、ぜひ、この光の力を自社の武器にし、共に新しい時代を切り拓いていきましょう。


 

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【小村典弘の視点】バーチャル内見が変える人材育成。NODALVIEWと「きょういくん」の可能性

【小村典弘の視点】バーチャル内見が変える人材育成。NODALVIEWと「きょういくん」の可能性

目次

  1. 社員研修も非対面へ – NODALVIEWと「きょういくん」の連携
  2. バーチャル内見が研修を変える – 臨場感あふれる学び
  3. 建物点検研修を革新 – 現地に行かずにプロの視点を育成
  4. コロナ禍で見えた新たな可能性 – テクノロジー活用の加速
  5. NODALVIEWのポテンシャル – バーチャル内見を超えた活用
  6. 「きょういくん」との相乗効果 – 教育の質と効率を向上
  7. クラスコのDO IDEA – 変化をチャンスに変える革新
  8. まとめ – テクノロジーで拓く、不動産業界の未来

本文

1. 社員研修も非対面へ – NODALVIEWと「きょういくん」の連携

新型コロナウイルス感染症の拡大は、私たちの働き方だけでなく、人材育成のあり方にも大きな変化をもたらしました。集合研修の実施が困難になる中、私たちは、非対面でも質の高い研修を提供するための新たな方法を模索する必要に迫られました。

そこで着目したのが、スマートフォンで手軽に360°バーチャル内見を作成できるアプリ「NODALVIEW」と、不動産業界に特化したeラーニングシステム「きょういくん」の連携です。これまで、NODALVIEWは主にお客様向けのバーチャル内見ツールとして活用してきましたが、その技術を社員教育にも応用できるのではないかと考えました。

2. バーチャル内見が研修を変える – 臨場感あふれる学び

nodalview研修

NODALVIEWで撮影した360°画像を「きょういくん」のeラーニング上に埋め込むことで、あたかも実際に物件の中にいるかのような臨場感のある研修が可能になります。

例えば、これまで座学で行っていた物件の構造や設備の研修も、360°画像を活用することで、細部まで確認しながら学ぶことができます。インフォメーションマークを埋め込めば、特定の箇所に動画や写真、文章などの情報を紐付けることができ、より理解を深めることができます。

賃貸バーチャル研修

このバーチャル内見を活用した研修は、時間や場所の制約を受けないため、効率的な学習が可能になります。また、新入社員だけでなく、経験豊富な社員にとっても、新たな視点や知識を得る良い機会となるでしょう。

3. 建物点検研修を革新 – 現地に行かずにプロの視点を育成

特に効果を発揮するのが、建物点検に関する研修です。通常、建物点検は、実際に物件を訪れ、点検箇所やチェック項目について研修を行います。しかし、事前にNODALVIEWで物件を360°撮影しておけば、現地に行かなくても、バーチャル空間で建物の中を歩き回りながら研修を行うことができます。

まず、「きょういくん」のWeb講義で、点検に必要な知識や点検項目について学びます。その後、テストで理解度を確認します。そして、インフォメーションマークが埋め込まれた360°画像を見ながら、建物の点検ポイントを学びます。最後に、別の360°画像上で建物点検をシミュレーションしながら、再度テストで理解度をチェックするという流れです。

このバーチャル建物点検研修の最大のメリットは、安全かつ効率的に、プロの視点を育成できることです。実際の物件で研修を行う場合、移動時間や安全確保などの課題がありますが、バーチャルであれば、それらの問題をクリアできます。また、繰り返し研修を行うことも容易であり、より深い理解に繋がります。

4. コロナ禍で見えた新たな可能性 – テクノロジー活用の加速

今回のNODALVIEWと「きょういくん」の連携は、新型コロナウイルス感染防止対策の一環として始まりましたが、その効果は予想をはるかに上回るものでした。

非対面でも質の高い研修が可能になるだけでなく、時間や場所の制約を受けない効率的な学習、そしてコスト削減にも繋がります。コロナ禍という危機の中で、私たちは、テクノロジーの新たな可能性を改めて認識し、その活用を加速させる必要性を痛感しました。

5. NODALVIEWのポテンシャル – バーチャル内見を超えた活用

NODALVIEWは、単なるバーチャル内見ツールとしてだけでなく、様々な分野で活用できる可能性を秘めています。今回の社員研修への応用はその一例に過ぎません。

例えば、物件管理においては、定期的な点検や修繕履歴の記録などに活用することで、業務効率化や品質向上に繋がる可能性があります。また、災害時の状況把握や、遠隔地からの物件確認など、新たな活用方法も考えられます。

私たちは、NODALVIEWの持つポテンシャルを最大限に引き出し、不動産業界の様々な課題解決に貢献していきたいと考えています。

6. 「きょういくん」との相乗効果 – 教育の質と効率を向上

「きょういくん」は、不動産業界に特化したeラーニングシステムであり、豊富な学習コンテンツと使いやすいインターフェースが特徴です。今回のNODALVIEWとの連携により、「きょういくん」の教育効果はさらに高まりました。

360°画像による臨場感のある学習体験は、社員のモチベーション向上にも繋がり、学習効果を高めることが期待できます。また、管理者は、社員の学習進捗状況をリアルタイムで確認できるため、きめ細やかなフォローアップが可能になります。

私たちは、「きょういくん」を通じて、不動産業界全体の教育水準の向上に貢献していきたいと考えています。

7. クラスコのDO IDEA – 変化をチャンスに変える革新

クラスコは、創業以来、「DO IDEA」という理念を大切にしてきました。これは、常識にとらわれず、新しい発想で行動し、変化を恐れずに挑戦し続けるという私たちの姿勢を表すものです。

今回のNODALVIEWと「きょういくん」の連携も、まさにこの「DO IDEA」から生まれた革新的な取り組みです。コロナ禍という大きな変化の中で、私たちは、テクノロジーを積極的に活用することで、新たな価値を生み出すことができました。

私たちは、これからも「DO IDEA」の精神を胸に、常に新しいことに挑戦し、不動産業界の未来を切り拓いていきたいと考えています。

8. まとめ – テクノロジーで拓く、不動産業界の未来

スマートフォンで作成できる360°バーチャル内見アプリ「NODALVIEW」と、不動産業界特化型eラーニングシステム「きょういくん」の連携は、社員研修のあり方を大きく変える可能性を秘めています。

バーチャル内見による臨場感のある学習体験は、社員の理解度を深め、効率的なスキルアップを可能にします。また、建物点検研修においては、安全性と効率性を両立させ、プロの視点を育成することができます。

今回の取り組みは、コロナ禍という危機の中で生まれましたが、テクノロジーを活用することで、不動産業界の様々な課題を解決できる可能性を示唆しています。クラスコは、これからも「DO IDEA」の精神を胸に、テクノロジーの力を活用し、不動産業界の未来を創造していきます。

まとめ

コロナ禍を機に加速した、テクノロジーを活用した社員研修の新たな形。スマートフォンで作成できる360°バーチャル内見アプリ「NODALVIEW」と、不動産業界特化型eラーニングシステム「きょういくん」の連携は、まさにその象徴と言えるでしょう。臨場感あふれるバーチャル空間での研修は、社員の学習意欲を高め、効率的なスキルアップを実現します。特に建物点検研修においては、安全性と効率性を両立させながら、プロの視点を育成できるという点で、大きな革新をもたらしました。クラスコは、これからも「DO IDEA」の精神を胸に、テクノロジーの力を活用し、不動産業界の未来を切り拓いていきます。

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